J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。数日天候が不順ですっかり涼しくなってきました。実は今日は朝からバタバタとしているため前日の投稿になります。日経平均株価が連日の最高値を更新。米国でもDowが最高値を更新しました。来週のFOMCで利下げが確実視され株式市場に資金が流れていると言われています。金融資産価格の上昇は不動産にも追い風になります。物件がさらに高くなるのは怖いですが、市場に資金が流入するのは有難い事です。
三鬼商事が11日に発表した8月の東京都心5区のオフィス空室率は前月比0.31ポイント低い2.85%となり、6か月連続で下がり5年1ヵ月ぶりの低水準となりました。3%を下回るのは2020年7月以来。築浅の設備の整った大規模ビルでの成約が目立ったと言います。麻布台ヒルズ、赤坂グリーンクロス、虎ノ門アルセアタワーでそれぞれ1500坪以上の契約がありました。空室面積は約25000坪減少したことになります。アナリストは「新築のビルの完成が空室率の押し上げに繋がらなかった」と話しています。ミタマチテラスとヒューリック銀座ビルがほぼ満室の状態で開業しました。オフィス需要は好調で採用を強化するため新しくて設備の充実したビルを求める企業が増えています。出社回帰や人員増加に対応する為、分室を開設したり、館内を増床したりする企業も相次いでいます。空室率が低いのは千代田区の1.7%、渋谷区1.93%新宿区が2.82%、港区3.54%、中央区3.85%となっています。
日本だけでなく米国でも外国人による住宅の購入が急増しています。価格上昇で米国人の購入が細る中で中国人を中心とした富裕層のマネーが流入しています。米国の中流層の不満が高まり不動産規制を強化する動きが出てきています。全米不動産協会によると、2024年4月から25年3月外国人に対する中古住宅販売件数は前年同期比4割増えています。15年ぶりの伸び7月の中古住宅価格は42万2400ドルと20年7月比較4割上昇しています。アナリストは「国内需要の低迷で在庫が増え外国時富裕層にとって好機になっている。」と語っています。外国人の購入者のうち、最も多いのは中国人で15%、カナダ人14%メキシコ人8%が続きます。中国人比率は新型コロナ禍の21年には6%に減少していましたが、勢いが戻ってきています。投資家向け永住権付ビザの取得や子供の留学用に購入する中国人が多く米国で住宅を持つ事はステータスになっているといい購入の7割は現金での購入だと言います。安全保障上の警戒も高まっています。米非営利団体のまとめによると、25年に入り130件以上の不動産保有規制が州レベルで提案されました。日本だけでなく中国人の不動産買いは世界で注目されているようですね。しかしその資金は何処から出ているのでしょうか?国家は資金流出を特に厳しく制限していると言いますが、一向に不動産購買意欲が減るという事を聞きません。世界の6人に1人は中国人。そう思うと中国の潜在的な強さ、ここでも実感してしましまいます。2025年9月12日