ドル円163円台、長引くインフレ高金利、AI革命で資金調達過去最高。溢れるマネーの行く先は?

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今朝も暑いです。昨日も暑かった、全国で最高気温が40℃を超えた地域は、埼玉県熊谷で41.1℃。東京都青梅で40.8℃、岐阜県多治見で40.7℃、山梨県甲府で40.3℃でした。「酷暑日」になる地域が今日も増えそうです。ご自愛ください。夏の暑さの呼称を纏めました。25℃以上「夏日」30℃以上「真夏日」35℃以上「猛暑日」40℃以上を「酷暑日」と呼びます。東京都心では梅雨明けした20日以降3日連続で猛暑日。外回りに厳しい日々が続きます。飛び込み営業が多い不動産業界ですが、気候の変化が営業方針を変えるきっかけになるかもしれません。

円安に拍車がかかっています。昨日163円を付けた市場ですが、ジワジワと円安が続き163円台が既成事実となっています。流石に市場では割安水準との見方が多いですが、政府日銀の具体的な行動が見えてこない為、積極的な円買いに動けないといいます。21日のNY市場で1986年12月以来となる163円を付けたドル円相場ですがJPモルガンの債券運用部統括責任者は「日本円はあらゆる指標で見て割安」、ファースト・イーグル・インベストのポートフォリオマネジャーも「円は著しく過小評価されている」が「政府日銀が直近で円買い介入に動かない事に驚いている。」と語っています。更に「財務省の円防衛ラインが165円近辺まで下がっているのではないか。」との声も市場からは聞こえます。日経新聞には米機関投資家の殆どは円相場が歴史的な割安水準であるとの見方で一致していますが、円買いの好機であるとの声は聞こえず「様子見」、海外も夏休みに入りポジションを大きく傾ける事に否定的な参加者が増えています。「政府当局者の姿勢が規律あるものになるまで円買いはできない。」という意見もあります。5月の連休には161円近辺で市場に最後通告を突きつけた政府日銀ですが、今回の163円には声が上がりません。日本国内のCPI(消費者物価指数)は政府の補助金もあり2%近辺で推移しています。世界的な金利上昇もあり政府日銀としては、ドル売り介入の玉切れを市場に与えない為介入に踏み切れずタイミングを見ているのかもしれません。気温と同じように熱い市場が続いています。

そんな中で景気の拡大が続いていると言われています。AI革命が95年から始まった情報革命の本命であり人類最大の革命だと孫正義氏は先の講演で語っていました。世界での社債発行は1月~6月6813億ドル(580兆円)に上り2年連続で過去最高を更新しています。過去多かった時期は2000年ドットコムバブ、ルによるIT・通信投資の急増約1兆ドル前後。2007年世界金融危機直前の信用バブル(LBO・M&A過熱)約1.2兆〜1.5兆ドル。2009年リーマン後の「銀行融資」から「社債」へのシフト約1.5兆〜2.0兆ドル。2016年日欧のマイナス金利導入・中銀の社債買い入れ約4.0兆ドル超。この時は世界の中央銀行が金利を引き下げたためリーマンショックを生き残った企業の資金調達を社債発行で行われ需要が高まりました。2020年コロナショックに伴う企業の防衛的な資金確保約5.4兆〜6.0兆ドル。そして現在(2025〜2026年)ビッグテック主導の巨額AIインフラ設備投資2026年上半期だけで約3.6兆ドル(580兆円)となります。大きな社債の発行はその後、社会変化を起こしている気がします。今回のAI相場に悲観的な市場参加者が出てきているのもこの辺りも要因になっているかもしれません。市井の我々もシートベルトをしっかり閉めて市場を注視する必要が高まっているかもしれません。2026年7月23日

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