J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。私事ですが、釧路へ出かけてきます。1泊ですが北海道は久しぶりなので楽しみです。
ソフトバンクグループが9月に米国で発行した投機的級(ジャンク)の社債は、利率が同社として過去最高の9.75%、発行額も過去最大の110億ドル(約1兆7400億円)となりました。調達資金は生成AI(人工知能)を手がけるオープンAIへの追加投資に充てますが、市場では賭けの規模に加え投資先の集中リスクを懸念する声も出ているそうです。孫正義会長兼社長には、AI投資で高いリターンを示すことがこれまで以上に求められてます。国内でもソフトバンクは2026年9月に日本国内の個人投資家向けに発行した代表的な社債の条件は、利回り(利率)が年4.75%(税引前)、期間が7年、発行総額が1兆円です。国内企業が発行する個人向け社債としては過去最大規模となり、募集開始後すぐに完売しています。日本国債が3%と30年で最高金利となっていますが、海外市場でもAI投資の為GAFAMは(Appleを除く)100兆円規模の調達を行っています。利率も5.5%から7%を超えていて人気も高いため、国債市場の金利的魅力が米国債が5.25%を付けても投資が伸びない理由になっています。今日のブログにも書きましたが三井住友銀行も日本国債10年債の3%のレベルは買いたいが、日銀の政策金利が実質金利をマイナスにしている為、市場の利上げ催促が10年債金利を上昇させていて中期的に投資しても含み損が出る可能性を嫌気して投資がしにくいと話していました。10年債の金利は常に政策金利より高い訳ではありません。日本国債は日銀の国債買い入れにより長らく逆イールドでしたし、景気が落ち着いてくると短期金利より先に長期金利が下がってくるのでその局面で大きく市場に買いが入り、金利は下がると思います。その局面が実は近いのではないかと希望を込めて私は考えています。
住宅メーカーの7月-9月の受注は営業所を回っていると息切れていると言われています。建築資材商社の営業も同様な事を話していました。まだミクロな現場ベースの話ですので決算書のようなマクロでは変わる可能性も高いですが、市場が踊り場であると感じています。不動産市場は景気より早く鋭角に価格が上昇してきました。建築を構成する土地価格・人件費・資材価格の内人件費・資材価格は大きく下がる要素はなさそうです。需給ギャップが出る場合は不動産価格が動きそうです。下がった時の相場の受け皿である不動産業者は既に大きく投資をしていますし、調達金利も上昇し以前のような投資環境にありません。年末から来年にかけて不動産価格が落ち着く事も考える時期かもしれません。不動産は契約から決済まで時間がかかります。投資している業者としてはこの3か月で市場が過度に冷え込まない事を祈らずにはいられません。2026年10月15日